幡野さんは、まったくの未経験からの転職だそうですが
幡野:祖母が施設にお世話になっていたこともあって、それがずっと心の中にあったんです。とはいえ、歳も三十過ぎですし、転職は悩みましたよ。それに介護施設って、あまり明るくない噂とかニュースとか耳にするじゃないですか。だから覚悟していたんですけど……面接でフェリーチェに来てみたら、そんなイメージが一瞬で払拭されて。他のいろいろな施設とも見比べたうえで、ここにしようって思いました。
働きやすいな、と思うところは?
幡野:スタッフ間のもめごとをぜんぜん聞かないんです。それが一番びっくりしていて(笑)。多分、それぞれの考えを相手にちゃんと伝える仕組みが作られているからだと思うんですよね。協力しあう関係性ができていて、これは大変だぞ、というときに助け合える環境です。あとはシフト面ですね、希望のお休みが通りやすいし残業も少ない。余裕のある環境だから、人間関係も円滑なのかな。
直井:子育てとの両立にもすごく理解がありますよ。私は迷いも気兼ねもなく、育休をとってまた復帰しました。復帰後は夜勤なしの対応もしてくれて、ありがたかったです。ほかに育休をとった方もみんな戻ってきてますが、納得です。
今後の目標など聞かせてください
幡野:社内で推奨されている研修にでたり、資格を取ったりして、介護のプロを目指します。資格取得のための勉強会では有資格者の成功事例も学べるし、いろいろな研修にもどんどん行かせてもらえるのが嬉しいですね。先日も、認知症の研修に行きました。私みたいに勤めて半年、という人間にも、平等にスキルアップの機会を与えてもらえるのって、とてもありがたいことだと思いますね。半年以上かかる社外研修を組んでもらっている先輩もいるので、私も早く追いつきたいです。
直井:特別養護老人ホームに入居される方はみなさん、“住み慣れたくつろげる我が家”を離れて、フェリーチェへ移られることになります。だからこそ、スタッフみんなで力を合わせて、もっともっと居心地の良い施設にしていきたいですね。働くスタッフたちの風通しや居心地の良さが、入居者様の安心感や、幸せに繋がるように。